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4階病棟|転倒骨折センター


4階病棟|転倒骨折センター

転倒骨折センターは、骨折の患者さんを中心に入院の受け入れをしています。高齢化社会に伴い、脆弱性骨折も増えています。当センターは、多職種が連携し病棟が一丸となって骨折の治療だけでなく、予防や再発防止、アフターケアに重点を置いたケアを行なっています。

入院中は術後の早い段階からリハビリが介入することにより身体機能の回復を促します。高齢者の方は、入院により生体リズムが乱れやすくなります。そこで、日中はしっかりと覚醒し、リハビリなどの活動性を高め、夜は質のよい睡眠をとっていただけるように当センターでは体動センター付きベッドを導入しています。これは、患者さんの眠りを分析して、可視化するシステムです。このデータをもとに看護師は、患者さんの活動と休息のリズムが整えていくプランを立てていきます。たとえば、夜間熟睡感の得られない患者さんには、薬剤師、医師と相談してお薬の調整をしていきます。その後の睡眠の評価を行い、日中の活動性を高める働きかけをします。“睡眠の質を高める看護”は、患者の身体機能の回復や認知症リスクの軽減につながるため患者さん一人ひとりに合わせた支援をしています。 

骨折やそれに関わる骨粗鬆症はご高齢の方だけの病気ではありません。特に女性の方は、10代で骨密度のピークを迎えるので若い世代から予防への意識を持つことが骨折予防のキーワードになります。当センターは、骨粗鬆症の専門知識を持ったスタッフが複数名在籍しています。今後は、『地域の方の骨を守る』役割を果たすために出前講座などで老若男女問わず地域の皆さんと一緒に予防について取り組んでいきます。患者さん、地域の皆さんが笑顔で健康な暮らしができるように。そんな願いを込めて。日々、私たちも笑顔で働くことを
モットーにしています。

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