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指導医からのメッセージ


地方・中核病院で都会的生活を送りつつ
最新施設で快適な少数精鋭の 初期研修を始めよう
平成26年11月に新病院が移転新築開院しました!建物・設備が一新され、快適な診療・研修・生活環境が提供できるようになりました。

稲沢市は、旧来の稲沢市に、平和町と祖父江町が合併した、人口14万人都市です。また、当市に隣接する清須市などには、急性期病院がなく、稲沢市民病院の背景人口は、更に多くなります。そのため、当院は、この地方の中核病院として、プライマリーケア・救急医療をはじめとする地域医療において重要な役割をになっています。

稲沢と聞くとどこか遠い地方をイメージされる方もあるかもしれませんが、実は名古屋市に隣接といってもいいぐらいの位置にあります。その上、当院は、公共交通機関を使って名古屋駅まで行くのに、一般席の特急でひと駅11分と近く、名鉄名古屋本線なので列車の本数が非常に多く、とっても交通が便利なところにあります。
多くの研究会は名古屋駅近くで開催されますので、ぎりぎりまで仕事をしても勉強会・研究会に参加できますし、医学書を買いに、大学の図書館に、と勉強する上でとっても便利です。
もちろん、ショッピングやおしゃれな店での食事会、飲みに行くにも便利で、都会の生活環境が得られるのが魅力です。
当院の研修の主な特徴を列挙していきますと、
  1. 病院規模が中規模で、地方の中核病院なので、初期研修に必要な症例が豊富で、また、特殊な紹介症例や3次救急症例に時間をとられることがほとんどありません。
  2. (以前は1学年5人在籍していましたが)現在は、1学年2人募集の少人数制ですので、個々の希望を重視したカリキュラムを組むことができ、競い合うことなくマイペースで研修を続けていくことも可能です。少人数のため、早くから院内の職員と親しくなれるため、若手・中堅・ベテランの医師とも気軽に相談できます。ローテート中の科にかかわらず、いろいろなスタッフが声をかけてくれますので、研修に適切な症例での手技を多数経験できます。また、病院全体で研修医を育てる体制がとられているため、看護師・薬剤師などのパラメディカルの協力が得やすく、アットホームな雰囲気の中で一緒に勉強してゆくことができます。
  3. 当直は、月5回程度で、当直日を自分で選ぶことができます。いつでも上級医に指導・相談が受けられます。
  4. 研修医指導のスキルアップのための講習を終了した指導医が22名と研修医に比較し非常に多いので、マンツーマン以上の指導が受けられます。また、いろいろな研修病院(当院・名大・第二日赤・陶生・海南・四日市・掖済会・四日市・豊橋市民など)出身の若手・中堅医師がいるので他の病院の経験・知識が生かされています。学会発表で若手奨励賞にノミネートされたりするような症例を経験し、発表の指導をうけています。
  5. 新臨床研修制度が始まって以来、いろいろな大学(名大、名市大、保健衛生大、愛知医大、三重大、岐阜大、金沢大、金沢医大、新潟大、奈良医大、岡山大、川崎医大、産業医大、佐賀医大、琉球大)の出身者が在籍しています。どこの大学出身でも安心して初期研修を修了できます。
  6. 研修の一環として、稲沢厚生病院や稲沢市医師会訪問看護ステーションでの研修もあり、こういった各協力施設での研修を通して、地域医療・病診連携・病病連携を体得することができます。
当院での後期研修が可能で複数のプログラムが用意されています。希望に応じ対応し、複数の科で後期研修を行った実績もありますが、学会への入会や専門医など資格取得のための指導を推進しています。
大学医局や名大ネットワークなどを通じて他病院での後期研修ができるよう協力も行っています。

その他に名神高速一宮ICまで約10分と非常に近いのでドライブ・ツーリング・スキー・スノボなどにも便利です。実際、白馬への日帰りスキーも可能です。
また、中部国際空港へも直通列車(ミュースカイ)で約40分とアクセス良好ですので、 金曜仕事後の海外旅行も近場であれば、計画できます。
お子さんは院内の保育所を使うことも出来ます。

やる気と真摯ささえあれば、大丈夫です。
是非、一緒に勉強していきましょう。
まずは、見学に来てください。
臨床研修委員会委員長兼プログラム責任者/坂田 豊博(副院長)